アセット管理モデル

■シンプル・アセット管理モデル

  • 管理対象のファイルをアセットと呼ぶ。アセットはクラウドストレージに格納し、Webブラウザのみでアップロード、検索、プレビュー、ダウンロードの運用ができる。
  • クラウドストレージにはダウンロード課金がかからないクラウドストレージを使用する。
  • あわせてデスクトップアプリとの連携動作によりクラウドストレージとローカルフォルダを同期させダウンロードの手間をかけずにオンプレミスのノンリニア編集ソフトで直接クラウド上のファイルを利用できる。
  • 企業内/企業間の映像共有のために、本サービスのユーザー以外が登録ファイルをダウンロードできる機能を提供する。


■プロキシ/サムネイル/メタデータ


①アセットのファイルのうち、映像・音声ファイルをメディアファイルと呼ぶ。
②主なメディアファイルは登録時にプロキシ映像ファイルを作成できる。フレーム精度でコマ送り・コマ戻し可能なWebブラウザベースのプロキシプレイヤーで、詳細な映像確認やタイムコードベースの指示が可能。
③アセットにはメタデータを付与できる。メタデータは以下の3種類がある。
  • 手動入力するユーザーメタデータ。
  • メディアファイルに付与するタイムコード付きタグ情報。(将来、字幕などタグ以外の時間軸メタデータに対応予定)
  • メディアファイルの登録時に自動的に取得する技術メタデータ(尺長、解像度、先頭タイムコードなど)。
④アセットへのリンクをまとめてコレクションとして管理でき、無駄なコピーを作らずにアセットを共有できる。
⑤メディアファイルとして以下のファイルに対応する。
  • MXF (XDCAM/XAVC/ProRes他)
  • MOV(ProRes)
  • MP4
  • DPX、TIFF、PNGなどの連番ファイル
  • RED、ARRI、BMD、SONYのカメラRAWファイル* (解像度、尺長、タイムコード等の技術メタデータ対応)
*RAWファイルのサムネイル・プロキシ作成は将来対応